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2025年4月

2025年4月 9日 (水)

「宿り木の話」を、あなたの声で 朗読出演者公募のお知らせ

2025

応募を締め切りました!
お問合せありがとうございます!


4月27日(日)
横濱の老舗ライブハウス「エアジン」で行われる、
透明な庭Live@横濱エアジン「横濱国際なんでも音楽祭春」。

この夜、アコーディオン、ピアノ、チューバによる音楽とともに
ひとつの詩が朗読されます。
詩のタイトルは「宿り木の話」。

この詩を朗読してくださる方を、プロ・アマ問わず1名募集します。
あなたの声で、物語を宿しませんか?


 

 

 

■ 朗読していただく詩:「宿り木の話」


夜が明ける少し前、月はふと考えた。
今日はこのまま眠りにつくのではなくて
こっそり空から降りてみようと。

空を見上げていた木は驚いた。
夜毎にやさしく妖しい光を降り注いでくれる月が
ゆっくり、そっと、こちらに向かってくるではないか。
地上に近づくにつれ、空はずいぶんと明るくなって
月はだんだん淡くなり、目も見えなくなっていったその時
木は月を抱きとめた。
木に抱かれた月は、なんとも心地よくて
いつしかうたた寝をはじめる。
その時、月は木に宿った。月宿る木、宿り木。

陽は高く上がり、木はそよぐ風に歌う。
おいで、おいで。
ここには、あのお月さまが宿る、きみたちの寝床がある。
その歌を聞いた鳥たちは、月宿る宿り木に集まってきた。
そして鳥たちも、歌い始める。
その時、鳥は木に宿った。鳥宿る木、宿り木。

陽が傾き始めると、宿り木の月が目覚め始める。
あ、もう空に戻らなきゃ。
そして気づいた。
自分を包み込んでくれた木の存在に。
月はここで生まれた命を見守りながら
空に帰っていった。

宿り木の話

(※この詩は、チューバ奏者 佐藤桃さんのためにshezooが作曲した作品「宿り木」の一部として書かれたものです。詩と音楽が共に響きあうライブ演奏となります。)


 

 

 

■ 募集内容

募集対象:プロ・アマ問いません。「宿り木の話」を朗読したいという気持ちをお持ちの方

  ・本番出演日:2025年4月27日(日)
  ・リハーサル:当日含めて調整あり
  ・出演条件:ギャランティは相談の上
  ・共演アーティスト
    透明な庭
     藤野由佳(Accordion / Compose)
     shezoo(Piano / Compose)
    佐藤桃(Tuba)


 

 

 

■ ライブ情報

透明な庭Live @ 横濱エアジン「横濱国際なんでも音楽祭春」
日時:2025年4月27日(日)18:00開場 / 18:30開演
会場:横濱エアジン(横浜市中区住吉町5丁目60-4F/馬車道通り)
料金:予約4,000円 / 当日4,500円 + ドリンク
予約・問合せ:045-641-9191
https://airegin.yokohama/contact.html
配信&アーカイブ視聴:¥2,000〜(2週間以上見放題)
https://umemotomusica.stores.jp/


 

 

 

■ 応募・お問い合わせ

朗読をご希望の方は、メンバー(藤野由佳、shezoo、佐藤桃)のいずれかへDMをお送りください。
あなたの声が、宿り木に命を宿す。
そんな夜をご一緒できることを、楽しみにしています。

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むくのこと

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2025年3月25日 お昼を少し過ぎたころ、膝の上で私の目を見つめながら、むくは静かに神さまのもとに旅立ちました。
むくは15年前、北千住の駅前で保護され、縁があってうちの子になった猫です。
ちょっとだけ亡くなるまでのことを書くことをお許しください。苦手な方はどうかスルーをしてくださいね。
昨年11月に骨髄腫関連疾患というあまり症例のない病気に罹患していることがわかった時、すでに腎臓と貧血が末期的な数値であることも同時にわかりました。

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以前、別の猫の通院について投稿した際、ペットの延命は飼い主のエゴであるというコメントをいただき、確かにそうなのかもしれないという思いも交錯しましたが、病気の情報を調べ、闘病記を読み漁った上で、できる限り痛みや苦しみを和らげてあげることが自分のできることかもしれないと考え、ガンの治療をしながら見守ることを決めました。
年を越せるかどうかという医師の言葉を裏切って、幸いガン細胞は年明けになくなり、7キロあった体重が少しずつ痩せていく中でも、腎臓の悪化で起こる吐き気を取ってあげるとカリッカリッといい音を立ててごはんを食べるむくは、毎日一生懸命生きていました。
でも私がやっていることがむくにとって本当はどうであるのか、自問自答の日々でした。
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亡くなる前夜、口から出血があり、止血をせねばと救急病院に連絡をしたものの、もしかするともう静かに過ごしたいのかもしれないと戸惑っている時、なんとか歩けたむくが力強く自らキャリーに入っていく後ろ姿に自分の目を疑いました。
都合の良い身勝手な解釈とわかっていながらも、それはまるで「お母さんが病院に連れて行ってくれたことは間違っていないよ」と言っているように見えました。
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むくは福々とした、人にも猫にもやさしい子。
うちにいる4匹の猫たちは15年間、大きな病気もせず、私たちに幸せな時間を与えてくれました。
それだけで感謝しなければいけないとわかっていても、日常に永遠は存在しないとわかっていても、むくだけは別、奇跡が起こるかもしれないと望んでしまう己のなんと傲慢なことか。
病気がわかった11月以来、できるだけ普通に振る舞うように努めたつもりですが、心はここにあらず、おかしな言動で色々な方にご迷惑をお掛けしました。本当に申し訳ありません。
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このままではいけないと感じ、この文章を書きました。
今はまだ前に進めないけれど、むくや先住猫たちをがっかりさせないように、残った3匹の猫たちとしっかりと生きねばと思っています。

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