Eternal flame -エターナル フレイム-
出会いは、高橋がアンサンブル・プラネタの歌手、shezooがアウラの編曲家として活動した時期に遡る。ふたつの姉妹関係にあるアカペラグループを通して互いの存在を強く認識しながらも、高橋は演奏活動を深めるため渡仏、shezooはメディアへの音楽制作、ライブシーンでの活動、それぞれの道を歩んでゆく。
コロナ禍の2020年、高橋はshezooの作品「Moons」に感銘を受け自身の古楽ユニット《たまひび》で歌い、shezooは高橋の舞台映像を見て衝撃を受ける。
2021年。shezooがバッハのマタイ受難曲をベースに今の世界を描く「マタイ受難曲2021」の上演を通してのやり取りから、互いのデュオへの可能性を模索し実現した横浜エアジンでのデュオライブ。ここで2人はこれまで感じたことのない大きな共鳴を互いに受けることとなる。
shezooのピアノが描く壮大な世界観に支えられて、古楽、現代、民族音楽、オペラと幅広く歌う高橋の表現がshezooの歌曲、さらには器楽曲までにも命を吹き込む。2人がなし得る全ての世界を「永遠の炎」「闇を照らす智慧の光」にたとえ2022年Eternal flame(エターナルフレイム)と名付け活動を開始する。
« 駅伝 | トップページ | 2台ピアノによる即興演奏のこと »
コメント