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2013年1月28日 (月)

「divination」

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幾度となく「それ」について聞かされたとしても、この目で確かめなくては実際の姿を把握することはできない。姿は網膜を通して脳に記憶として焼き付けられる。


何度も「それ」を目にしていたはず。なのに誰かの口から声として発せられた「それ」が鼓膜を通して胸に到達したとき、人ははじめて「それ」の意味を知る。「それ」が「ことば」となった時、耳と目の立場は初めて逆転する。


読めそうで読めない、手が届きそうで届かない、幾層ものガラスに書かれた無数の「ことば」は、口に出したくても出せずにいるもどかしさと重なった。




もし、この中でたったひとつでも読みとることのできることばを見つけたらどうしよう。
幸か不幸か、そのメガネをまだ持っていない。

                      

                            In response to 「divination」 byMakoto Miura


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