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2012年5月18日 (金)

Trinite+ゼロバイゼロ デイライトライブ@JVCケンウッド丸の内ショールーム

Brilliantnoise11_11


Triniteデイライトライブ@JVCケンウッド丸の内ショールームはゼロバイゼロとのインスタレーションライブへ

日時:5月26日(土)/13:00-14:00(開場12:45)
出演:「ゼロバイゼロ」+「トリニテ」shezoo(ピアノ)、壷井彰久(ヴァイオリン)、小森慶子 (クラリネット)、岡部洋一(パーカッション)   
入場無料/要予約:℡03-3213-8775/JVCケンウッド丸の内ショールーム



2011年の夏、アート作品の中で行うライブへの出演者を募るサイトを見つけた。

Brilliant Noise by ゼロバイゼロ

出演者募集(ミュージシャン、パフォーマー)
“Brilliant Noise”の空間内において、ライブパフォーマンスを行って頂けるアーティストを募集致します。
Brilliant Noise では、白熱電球が碁盤目状に63個吊るされており、各電球は音に合わせてダイナミックに点灯します。もちろん人の歌声や楽器の音にも反応します。
普段体験することのできない、音が光を作り出す高架下空間をぜひお楽しみください。

作品コンセプト
ひっきりなしに電車が頭上を通過する元町高架通商店街。電車が通ると、すごくうるさく、まともに話しも出来ません。 でも、電車が去ったあと、耳をすますと、高架下でもいろいろな音がしていることに気づきます。 電車の音、話し声、街のBGM、車の音… あたりまえの事ですが、人々の活動が、様々な音を生み出しています。 本作品で私たちは、音に反応して光る電球を用いて、神戸の街の活動を光の動きで表現します。 普段何気なく聞き流している街の音に合わせ、光を点滅させることで、人々の活動を視覚的に際立たせます。 鑑賞者は、音と光の点滅を通して神戸の街のエネルギーを感じ、また、神戸の人々の多様な活動をこの高架下から想像します。


それがインスタレーションアート制作集団、ゼロバイゼロの作品Brilliant Noiseとの出会い。

神戸では、闇に包まれ生活音も聞こえてくる三宮の高架下がステージだった。
今回は昼下がり、有楽町の一角で、ゼロバイゼロは私たちプレーヤーに観客に、さらにはガラス張りのオーディオショールームを通り過ぎる人々に、何を魅せてくれるのだろう。



以下2011年11月25日のブログから転記:

BrilliantNoiseライブ@神戸ビエンナーレ「輝きを揺らすもの〜存在の不確かさ」
shezoo(ep)、多治見智高(vl)

元町駅から地図と住所をたよりに会場を探していった。
住所の表示がよくわからなくて、1時間ほどうろうろした。
町の人に聞いても、すごく丁寧で親切なんだけれど、みんな言うことが違う。

この迷路から抜け出せるのか、ふらふらと歩いていたら、誰かが腕を掴んだ。
顔を上げると阪神の震災でも生き残ったモトコーこと元町高架下商店街の入り口がボオッと目の前に現れた。そして一歩足を踏み入れた瞬間から、私はあっちの世界にぐいっと引き入れられた。
地方の商店街にありがちな多くのシャッター状態ではあるものの、古着屋、立ち飲みスタンド、アンティーク、呑み屋、パチスロ、子供服、履物屋、宝石箱のような店が並ぶ。
その中に、高架下アートプロジェクトの展示作品が、あたかもテナントのようにさりげなく入っていた。
そのひとつ、ゼロバイゼロのBrilliantNoise。
音に反応するという電球が天上から結構行儀良く並んでいる。
音がトリガー(スイッチ)になっていて、ライブが始まる前から、高架上の電車の通過音や、自動車の通過音に電球は反応していた。
そこに時折漂う、醤油のこげるニオイ。

すぐそばに居ながらなかなか辿り着けない、そんなあやしくも魅力的な商店街の一角で、人々は音と交叉する音楽に耳を傾け、天上の光を感じていた。
MCでエラそうに「音楽はコンサートホールやライブハウスの中で演奏されるだけではないはず」と言った時、大きな反応があった。
そんなことは周知の事実であって、誰もが自由に音楽を奏で、楽しめばいいのだ。
でも、私が言いたかったのは違う。

音楽を受信するアンテナが耳だけではなくて、視覚、触角、今回自ら学んだ嗅覚も、もしかするとさらなる可能性もあるのかもしれない。


音楽にはたくさんの側面がある。
今の自分を勇気づけてくれるもの、安らぎを与えてくれるもの、昔の時代を思い出させてくれるもの、知らない世界を見させてくれるもの。

音と音楽の違いは、聴くためのある一定の時間を強要することにある。
どれほど技術が向上した所で、録音も録画も実際の醍醐味を再現はできない。

でも、それ以上に、インスタレーションライブはその時、その場所に送り手と受け手が同時にいなければ中身を伝えることはできない。
それは、空間と時間を共有したものだけが得られる体験なのだ。

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