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2008年8月 6日 (水)

命をおもう

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「自分自身では、その長さは変えられなくとも、幅はいかようにも変えられる。」
後日、聞いた誰かの言葉。

「命の長さは、どうやら決まっている。」
大好きな写真家、前田博史さんからもらった言葉。



かつてTV番組「ワーズワース」で聴いた「シャリオン」の歌声は、ずっと私を魅了していました。
その歌手こそが河井英里。

後年、河井さん作詩と歌唱、shezoo作曲のプロジェクトがあったとき、それはそれは頑張っちゃったものの、残念ながら実現はしなかった。だから、昨年アウラのアレンジを担当されるということを聞き、同じフィールドに立てることは、本当に嬉しい出来事でした。

彼女がアレンジした「ロンドンデリーの歌」を初めて聴いたのは、スタジオだったでしょうか。
脳髄なのか心底なのか、静かに、でも確かに訴えてくる力は、私たちには見えていないものを聴かせてくれている、そう鮮明に感じました。



春頃、パスカルの研究者である田辺保のNHKアーカイヴを見ました。

パスカルの著書、パンセの教えとして、「人間は考える葦である。」という言葉があります。
その意味として「人間は自然の中でも一番弱い存在である。それは考える葦である。」私は、このよくわからない説を鵜呑みにしていました。

田辺氏の説はこうです。「人間は葦のように弱い存在である。しかし考える事が出来る。人間が他の動物と大きく異なる点として、自分の状況を把握する、死する自分の姿を理解する事ができるということ。そして、それがすなわち考えるということなのだ。」










8月4日、河井英里永眠

合掌

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